【小学生サッカー11人制から8人制へ】親が知るべき変更になった理由!

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親が知るべき!!
少年サッカーが11人制から8人制に変更になった理由を詳しく解説!

こんにちは!Sコーチです。

今回は少年サッカーが11人制から8人制に変更された理由を保護者向けに解説していきます!

なぜ11人制から8人制に変わったのか?
変わったことでどんな効果が期待できるのか?
親が知る事で子供のサッカーの為に何ができるのか?

実はこのように疑問に思う方が凄く増えているんです。

特に「親が知る事で子供のサッカーにどう役に立てるのか」と疑問に思う方が増えていますが、これを解説されている事が少ないと感じます。

この記事を読んで頂くことで、「なぜ8人制に変化し、どんな効果が期待され、保護者がどう役に立てるのか」を詳しく解説していきます。

よりサッカーを理解して親子ともに成長していきましょう!

 

保護者向け!小学生サッカーが11人制から8人制に変更した理由3選!

 

 

・少年サッカーが8人制になった理由3選

個人の技術向上と個人・グループ・チームにおける戦術理解の向上が見込まれること
アグレッシブでタフな選手の育成されやすい状況になること
自由交代制により多くの選手が出入り出来るため、チャレンジする場が増えて成長を促進できること

 

・保護者が知ることで何が役に立つのか

環境が整っているため、日頃から試合の経験が大切になること
子供の成長に目を向けやすくなること
中学や高校で羽ばたくための準備期間であるという認識ができること

 

これらをもとに解説していきます!

 

個人の技術向上と個人、グループ、チームの戦術理解の向上

個人の技術向上と個人・グループ・チームにおける戦術理解の向上が見込まれること

・個人技術の向上

11人制から8人制になり人数が減ったため、プレーに参加できる機会が増えて選手一人ひとりのボールに触れる回数も増えるようになりました。

そのためドリブルやパス、シュートといったサッカーの基本技術を発揮する場所が増え、自ずと練習する機会が多くなります。

・個人、グループ、チームにおける戦術理解

少ない人数でプレーすることで選手の配置や役割分担がより明確になり、自然とサッカーの戦術的な考え方や連携を学びやすくなりました。

そのため、個人戦術はもちろん、2.3人でのグループ戦術チーム戦術が必要になりました。また、ポジションや戦術に対する理解がしやすい環境へと変化し、現代サッカーでは戦術理解がマストな状況になっています。

それぞれの戦術の具体例

個人戦術‥個人の技術や特徴を踏まえ、状況に適したプレーをすること

グループ戦術‥ワンツーや3人目の動きなど

チーム戦術‥攻撃はビルドアップやカウンターアタック、守備ではハイプレスやリトリート(引いて守る)など

 

アグレッシブでタフな選手の育成

アグレッシブでタフな選手の育成されやすい状況になること

8人制ではフィールドも小さくなり、よりゴールが近い距離になるため、ゴールまでの行ったり来たりが増えるようになりました。

だからこそ攻守の切り替えが速くなり、ゲーム展開がスムーズでスピーディーになり、運動量や切り替えの要素が多く求められるようになっています。

アグレッシブな選手とは?

積極的で行動力のある選手で、負けず嫌いやチームの士気をあげたりチームを引っ張るようなリーダーシップを持つ選手のことを指します。

タフな選手とは?

たくましさや粘り強さのある選手で、1試合を通して集中力が欠けなかったり、何度も立ち向かう勇気のある選手のことを指します。

 

自由交代制によりチャレンジ回数が増えること

自由交代制により多くの選手が出入り出来るため、チャレンジする場が増えて成長を促進できること

11人制では交代の際に試合を中断する必要がありますが、8人制の場合は自由に交代が可能なのでGKを除いていつでもできるようになりました。

そのため多くの選手がチャレンジする場を設ける事ができますし、一度交代しても再出場可能なため、その試合中にまたチャレンジすることもできるようになりました。

やはりサッカーはチャレンジしないと上手くなりません!

インプットだけでなく、アウトプットをすることで選手の成長に繋がりますので、チャレンジする機会は凄く重要です!

 

保護者向け!8人制になった理由を親が知ることで何が役に立つのか3選!

 

サッカー環境が整っているため、日頃の試合経験が大切!

10年前や20年前、30年前のサッカー環境は今と比べてどのように変化されていると思いますか?

現代のように人工芝での練習や試合等はまずあり得ないです。また、指導者ライセンスは資格が無い指導者が大半を占めていたり、指導経験がないコーチも多かったです。それに今では当たり前な練習試合や公式戦等の充実もあり得ないことでした。

これらを考えると、いかに現代はサッカー環境が整っていて選手が成長しやすいかが分かると思います。この整った環境で大切なのは「試合経験」です。

上記で挙げているように、8人制に変更になったことで多くの成長が見込まれるため、インプットも大切ですがアウトプットで経験を得ることも大切にしてほしいことです。

 

子供の成長に目を向けやすい!

子供は柔軟な考えを持ち、まずはやってみよう!と思うことが多いため、ちょっとした事で大きく成長しやすいです。

「たった少しの練習で、たった1日の活動で、コーチからの些細な言葉で」大きく成長してきた選手を数多く見かけました。

8人制になったことで上記のように成長が見込めることがたくさんあり、ちょっとした変化を得やすい環境が整っています。

親御さんによっては子供のサッカーを観れる回数は異なってしまうと思いますが、たまに見ることでも多くの成長に目を向けやすいですし、毎回観ているのであれば「さっきよりこのプレーが上手くなった」と思えることも多いと思います。

だからこそ、「子供の成長に目を向けて褒めてあげること」で子供はモチベーションも持続しますます上手になって行きますよ!

 

小学生年代は中学や高校で羽ばたくための準備期間!

僕がこれまで8人制を指導していて感じてしまうデメリットがあります。

それは「成長が早い早熟系が目立ってしまし、晩熟の選手が目立たなくなってしまうこと」です。

8人制ではコートが狭いため、身体が強い選手や足が速い選手などはより目立ってしまい、技術があるのに身体が小さい選手パワーがついていない選手消極的になってしまう傾向があります。

ただ、このような晩熟な選手が中学年代や高校年代でのプレーを多く観てきましたが、早熟な選手に比べて活躍する選手が多い印象です。

なぜなら、早熟な選手は自分の武器を頼りすぎてしまい、今後の伸び代(羽ばたく為の準備)を消してしまうことが多いからです。

反対に晩熟の選手は小さい頃から地道に頑張ることで学年に伴い身体も成長し、小さい時は早熟の選手に色々な場面で負けてしまっていたのが出来ることが増えて追い越して活躍するようになるんです。

だからこそ特に小学生年代は焦らないことと、中学や高校で羽ばたくための準備を心掛けましょう!

 

まとめ

 

・少年サッカーが8人制になった理由3選

個人の技術向上と個人・グループ・チームにおける戦術理解の向上が見込まれること
アグレッシブでタフな選手の育成されやすい状況になること
自由交代制により多くの選手が出入り出来るため、チャレンジする場が増えて成長を促進できること

 

・保護者が知ることで何が役に立つのか

環境が整っているため、日頃から試合の経験が大切になること
子供の成長に目を向けやすくなること
中学や高校で羽ばたくための準備期間であるという認識ができること

以上のことを解説していきました!

8人制に変更したことで多くの成長が見込まれるようになり、多くの選手により可能性が高まっていると感じます!

上記のことを踏まえて日々のサッカーに親子で励み上手くなっていきましょう!

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