プロが解説!よくあるサッカーの悩みや相談【11選】上手にアドバイスしよう!

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サッカーの悩みや相談【11選】を紹介!
悩みを解決して適切なアドバイスをしよう!

こんにちは!Sコーチです。

今回は日々の指導現場やオンラインコーチとして活動している中で保護者からいただくサッカーの悩み、相談を11選にまとめて解説します。

子供のサッカーで保護者からは「子供に関してやチームに関しての悩み相談」、選手からは「チームの為に自分はどんなプレーをすれば良いか」など多くの相談をいただきます。

ですが僕は真剣にサッカーに向き合っているから悩むのだと感じています。

何でも上手くいくわけではありませんし、積み重なる壁を越えていくからこそ成長や新しい景色が待っているのだと思っています。

今回はそんな保護者や選手の相談をまとめ、少しでも皆さんのサッカーライフに役立てられたらと思っていますので是非参考にしてください!

 

保護者のサッカーの悩み・相談【8選】

・子供の長所や短所、適正ポジションの見分け方

子供のサッカーの長所や短所を見つけるためには「どんなことが得意か?」をよく観察することが重要です。

技術面、体力、メンタル面などを広くチェックしましょう。たとえば、足元の技術が高い子は、攻撃的なポジション(フォワードやミッドフィルダー)に適しているかもしれません。逆に、守備に向いている子は、落ち着いて周りを見渡せる能力があり、ディフェンダーやゴールキーパー向きです。

子供が自然と得意とするプレーを尊重し、その強みを伸ばすようにしましょう。また、コーチと連携して、適切なポジションや成長の方向性を見極めることが大切です。

 

・どんなアドバイスをすれば良いか分からない

アドバイスをする際、重要なのは「子供の心理」を理解することです。

技術的なアドバイスだけでなく、ポジティブな声掛けを心掛けましょう。例えば「次はこうしてみよう」という具体的な提案よりも、「頑張ったね、次はどんなプレーを試してみたい?」という声掛けをすると、子供が自分で考える力を養います。

子供がどんな点で悩んでいるのかを聞き、その悩みに対して共感することで、アドバイスがより実効性を持ちます。

 

・システムの違い

サッカーのシステム(フォーメーション)は、チームの戦術に大きく影響します。主な小学生のシステムは下記の4通りです。

  • 3−3−1

攻守ともにバランスの取れたシステムで、サイドの人数が多いことが特徴です。

攻撃はサイド攻撃がしやすく、守備はハイプレスがしやすいです。

  • 3−2−2

中央に人数が多いシステムで中央突破や中央を守ることがしやすいシステムです。

  • 2−3−2

守備のバランスが取りやすいシステムです。フォワードが2人いるためカウンターもしやすいシステムになっています。

  • 2−4−1

中盤に人数が多いためボールを保持しやすく攻撃的なシステムです。

システムの違いを理解しておくことで、子供がどのポジションでより輝けるかを見極めやすくなります。保護者としては、システムに応じたサポートを考え、子供がそのシステムに合ったプレーをするために必要なスキルをサポートすることが大切です。

 

・移籍すべきか?何回も移籍して良いのか?

移籍については慎重に考える必要があります。サッカーをしている子供にとって、環境の変化は大きな影響を与えます。

親の目線だけでなく子供の目線で考え、「子供は今のサッカーにどれだけ満足しているか?」を尊重しましょう。現在のチームやスクールでの成長や満足度を再評価してからでも遅くはないです。

また、移籍後に新しいチームの環境やコーチングが合うかも考慮するポイントです。移籍は一度きりの選択肢ではありませんが、何度も行うことで子供が精神的に不安定になる可能性もあります。

そのため、子供が自分の成長を感じられる環境を作り、無理な移籍は避ける方が賢明です。

 

・怒られた時や褒められた時に何を話すか?

怒られた時には、まず冷静に話を聞くことが大切です。

感情的に反応するのではなく、「子供がどんな点で間違えたのか」、「次回どうすればいいのか」を一緒に考えてあげましょう。怒られた理由を理解し、どう改善すべきかを具体的に話すことで、前向きなフィードバックになります。

逆に褒められた時は、子供が自分の成長を実感できるように「どうして上手くいったと思う?」と問いかけて、自己肯定感を高めるようにしましょう。

 

・どんなチームやスクールがおすすめか

子供の性格や目的に合ったチームやスクールを選ぶことが大切です。

競技志向の強いチームやスクールは技術的な向上を目指す一方、上手くいかない時は自己肯定感が下がりやすいです。

楽しみながらサッカーを学びたい場合は、よりアットホームで楽しさを重視するチームが向いています。

また、トレーニング内容やコーチの質も重要な要素です。体力や技術の向上だけでなく、スポーツマンシップやチームワークを学べる環境が整っていることも大切です。

 

・子供は親に言い訳する?対処法と解決策

子供が言い訳をすることはよくあります。

これは自分の失敗を認めたくない気持ちや、外的な要因を原因として認識しようとする心理から来るものです。親としては、言い訳をそのまま受け入れるのではなく、子供に「次はどう改善するか」を考えさせるアプローチが大切です。

たとえば、「どうしてそうなったと思う?」と問いかけ、反省する機会を与えましょう。言い訳が減ると、自分の責任をしっかりと受け止める力が養われます。

 

・出場機会を得るためにどうしたら良いか?

出場機会を得るためには、練習への積極的な参加や努力が不可欠です。

練習で一生懸命取り組む姿勢を見せることが大切で、コーチからの信頼を得るためには、態度や努力が最も重要です。また、試合中のコミュニケーションやチームワークも大切です。

もし試合に出られない場合でも、コーチに自分の意欲や向上心を伝えることが効果的です。出場機会は一度きりでなく、チャンスが再び巡ってくることもありますので、継続して努力し続けることが重要です。

それでも出場機会を得れないのであれば、コーチに相談や移籍を検討するのも良い方法です。

 

 

選手のサッカーの悩み・相談【3選】

 

・チームが勝つためにどんなプレーが良いか

サッカーは個々の選手が活躍することも重要ですが、最終的にはチームとしてどれだけ協力できるかが勝敗を分けます。チームが勝つために必要なプレーは以下のポイントに集約されます。

1. ポジショニングとスペースの活用

勝つためには、選手が自分のポジションを守るだけでなく、ボールが来る前から次に何をすべきかを考えたポジショニングが必要です。たとえば、攻撃時には広がることで相手の守備を引きつけ、スペースを作り出すことが求められます。逆に守備時には、相手のパスコースを予測して、攻撃の意図を先回りすることが大切です。

2. ボールを保持する意識とパスの精度

ボールを持ったときに「どうしてもシュートしなきゃ」と焦ってしまうことがありますが、冷静に周囲を見渡し、最適なパスを出すことが重要です。特にチームプレーでは、無理に個人で突破しようとするのではなく、仲間を活かすパスをすることが勝利に繋がります。

3. 連携とコミュニケーション

チームが強い理由は、選手同士の連携とコミュニケーションの良さにあります。シンプルなパス回しやタイミングよく行うオフ・ザ・ボールの動きが、試合の展開を大きく左右します。選手同士が意思疎通をしっかりとり、お互いの動きに合わせることが、チーム全体の力を引き出します。

4. 守備の安定感とカウンターの意識

攻撃だけではなく、守備もしっかりと機能させることが勝利に直結します。守備時には選手が適切にプレスをかけ、ボールを奪った後に素早くカウンターに転じることで、相手の隙をつくことができます。

 

・練習と試合でパフォーマンスが変化する理由

選手が練習でできていたことが試合でうまくいかない、または逆に練習では思うようにできていなかったことが試合ではうまくいくこともあります。これはいくつかの理由によって起こります。

1. プレッシャーと緊張

試合中は多くのプレッシャーがかかります。観客の目、チームメイトや監督の期待、試合の結果への責任感など、練習環境とは異なる状況でプレーするため、緊張感がパフォーマンスに影響を与えることがあります。この緊張感にどう対処するかが試合でのパフォーマンスに大きな差を生むことが多いです。

2. 集中力と判断力

練習では、選手が練習メニューに集中することができても、試合では状況判断が求められます。試合中は瞬時に適切な判断を下さなければならないため、速いペースで頭を使いながらプレーする必要があります。これがプレーの質を左右するポイントです。

3. 疲労と体力

試合中は体力が消耗しやすいため、体力的な限界や疲労がパフォーマンスに影響を与えることがあります。練習では体力がある状態でプレーできますが、試合では動きにくくなることがあり、その変化がパフォーマンスに現れます。

4. 試合の進行に合わせた戦術的な変化

練習では特定の技術を磨くことが目的である一方、試合では戦術に基づいた動きが求められます。状況に応じた戦術の変更(守備から攻撃への切り替え、ボール回しのスピードなど)が、試合中に自分が持つパフォーマンスに影響します。

だからこそ、練習から本番を想定しながらコツコツと積み上げていくことが大切です。

 

・ボールを持つとバタバタしてしまう理由

ボールを持った際に、選手がバタバタしてしまう原因にはいくつかの要因が考えられます。これを解決するためのアプローチもいくつかあります。

1. 焦りとプレッシャー

ボールを持つと、「次は何をしよう?」という焦りが生じ、判断力が鈍ることがあります。特に試合中では、周囲の選手や相手のプレッシャーが強くなり、冷静にプレーできないことが多いです。この場合、事前にプレーの予測をし、ボールを受ける前にどう動くかを考えておくと良いでしょう。

2. ボールコントロールの不足

技術的にボールを扱うことが苦手な選手は、ボールを持った瞬間にバタバタしてしまうことがあります。基本的なボールコントロールや、足元でのボールタッチを磨くことが、こういった状態を改善するために重要です。練習では、さまざまな状況でボールを扱う練習を積むと、試合中でも落ち着いてプレーできるようになります。

3. 視野の狭さ

ボールを持ったとき、周囲の状況をしっかり見ることができていないと、次に何をするべきかがわからず、焦ってしまいます。試合中は常に周りを見て、どこにスペースがあるか、誰がフリーになっているかを意識してプレーすることが大切です。

4. 経験不足

若い選手や試合経験が少ない選手は、ボールを持った瞬間に過剰に反応してしまうことがあります。試合経験を積むことで、ボールを持ったときの動きや判断力が向上します。試合での「余裕」を持つためには、練習での反復と経験が必要です。

ミスしたらどうしよう?と思うことも多く、その時点で自分の成長に繋がらずチームにとってもプラスなプレーにつながりません。だからこそ、「ミスしても取り返そう」と思いチャレンジしたり、「脱力してプレーする」ことを大切にして行きましょう。

 

今回は日々の指導現場やオンラインコーチとして活動している中で保護者からいただくサッカーの悩み、相談を11選にまとめて解説しました!

お子さんへのより良いサポートのため一緒に学んで行動して行きましょう!

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